2007年08月05日
奥只見湖
関越が少し混んでましたが、東京から200キロ走り、
新潟小出インターで降り、市内の会場でサウンドチェック。
そのまま本番、なのではなく、夜の演奏のための準備。
そこから車で約一時間ほど走り奥只見湖に着きました。
途中、20数キロあるトンネルがあり、道があるからいつか抜けれるというのはわかっていながら、さらに主催者に先導されているにもかかわらずメンバー一同不安に。一体どこまで続いているんだろう、とかいつ抜けれるのだろうとか・・。人生のトンネルもいつか抜けれるはずなのですが、やはり暗い、長い、狭いというのは人を不安にさせるものなのですね。
そんなことを感じつつ、しかし、その先には大自然が待っていました。その奥只見湖の遊覧船を経由すると「尾瀬」に通じるルートなのだそうです。
その遊覧船でのKen'sTrioでのライブ。
そのまま尾瀬までいってしまったわけではなく、約一時間半の航行でのイベントでした。小出の方や、六日町の方まで知っている顔がたくさんいて、さらに中学生やお子さんもいるという、とてもアットホームなライブでした。
湖なので思ったほど揺れもなく、同じ船の中ということで、時間の共有感がふだん以上に感じられ、さらに大自然の中で演奏している感がつよく、
心地よい時間を過ごしました。
船から降りて、楽器を車に積み込み、一路小出市内へ。そこではもうパーティーがはじまっており、着くなりライブ!こういったシチュエーションではたいがい好きな人だけ聴く、といった感じになるのですが、ここでも会場が一体となるいいライブとなりました。小出にはもう十数年前からほぼ毎年演奏できてますし、いろいろなアーティストがジャズフェスをはじめたくさん来ています。そういった環境が受け手の楽しみ方として浸透しているのかもしれません。そういえば、小出小学校でも5回も演奏しましたので、彼らが大人になってまたジャズを聴いてもらえるのが本当に楽しみです。いいレスポンスをもらった一日でした。
さて、今日は毎年恒例となった、群馬での「ファンキージャズフェスティバル」です。野外なので天気が心配ですが、どうなのでしょうか・・・。