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2019 札幌ツアー そして、、、LCCの洗礼

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札幌へは昨年末のSapporo City Jazz 以来でした。
その時は2日間のみの滞在でしたが、今回は4泊5日。
初日は白石区にある「Legends」初来店。18歳のドラマー、高橋直希そして札幌を代表するピアニスト、山田敏昭とのトリオでした。
今回のツアーは在札のベーシストに楽器をお借りする予定で、丸腰で来ましたが、前日お店にも楽器がある事をHPで発見。
急遽、その楽器をお借りしました。マスターはギタリストですが、ベースも弾く様で、メンテも調整もしっかりしていた楽器でした。また、お客さまはお店の常連の楽器奏者もたくさん来ていただき、満席のお店はすごい盛り上がりとなりました。

二日目はもう長いお付き合いになる「kenny burrell」にて、昨夜と同じメンバーでのライブ。こちらは顔見知りのお客さまもたくさん来ていただき、歓迎してもらいました。初日のトリオの盛り上がりが凄かったので、「初日がピーク?」なんて冗談も飛んでましたが、さらに磨きのかかったサウンドですっかりレギュラーサウンドになりました。

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そして三日目、あの「Slowboat」へ。福居良さんとの思い出いっぱいのお店ですが、店主の康子さんをはじめ、スタッフ、お客さま、そして多くのミュージシャンからのお店、そして良さんへの想いは変わらず、その中に浸ってのライブは至福の時間でした。この日のメンバーは山田敏昭pと江頭良人dsとのトリオ。この三人では初めてでしたが、そんな事はちっとも関係なく、満席のお客さまにとても喜んでいただけました。山田敏昭アレンジの”Mellow Dream”(曲:福居良)も大好評でした。
そして、打ち上げは、、、「めんよう亭」へ。名物マスター、炸裂でした。

さていよいよ最終日は、再び「kenny burrell」へ。この日は「kenny burrell」に集まる方々とのParty & Session 。
スーパー高校生第二弾!噂では聞いていた、スーパー高校生ギターリスト平田晃一くんも参加してくれて、端正なジャズギターを披露してくれた。きっと学校の成績もいいんだろうなあ、なんて感じてしまうほど、知的な演奏でした。
常連さん達とももちろんたくさん演奏して、楽しい時間はあっという間に過ぎました。

九月に整形外科で手術をし、しばらくおやすみをしていた山田敏昭さんは、現場復帰からまだ日が浅く、痛み止めを飲みながらの四日間でしたが、熱のこもった、素晴らしい演奏でした。お世話になりました。ありがとうございました。

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そんな素敵な時間を過ごし、日曜日、即位のパレードの時間位に新千歳空港を成田に向かって飛び立つはずが、、。

最後にちょっとした試練?いや、LCCの洗礼を受ける羽目に。

今回の札幌ツアーは事前に楽器を現地でお借りできる事になり、ならば少しでも経費削減で!とLCCのエアチケットを購入しました。
成田に車を預け、(これも格安で)
往路は何も問題なく、新千歳⇒札幌⇒ホテルと到着できました。
そして最終日。15:25のJ社の成田行きに乗る予定でホテルを11:00にチェックアウト。少し観光や、買い物ができる余裕がある時間でしたが、スーツケースもあり、身軽では無いので、今回ツアーに同伴していた妻と早めに手荷物を預けて、空港でお土産を買ったり、昼食をとったりしよう、という事になりました。
J社のカウンターに行って唖然。予約便が欠航になった、との貼り紙。雪とかじゃなくで、(晴天でした)理由は「機材繰り不備のため」、じゃあ、前後の便に振り替え?とカウンターできいたら、空きがひとり分しか無い、と。そして、臨時運行便があるが、現在、整備に不備が見つかり、何時発になるかわからないと。しかし、選択肢はそれを予約するか、払い戻しで、別の航空会社に変更するか、しかない。
しかし、成田行きは限定されていて、空きがあるかわからないので、一旦臨時運行便を予約し、出発フロアの真反対にあるP社という、なんとも頼り無さげな社名のLCCカウンターへ。もちろん、スーツケース持参で。
カウンターで相談出来るかと思い、行列には妻が並び、ぼくは手荷物カウンターの案内係を捕まえて、様子を伺う。
すると、チケットはスマホで買え、と。カウンターで買うと手数料がかかるから、と。そんなあー、と思いながらも、言われたまま、立ったままログイン。みんな経験あると思うけど、色々入力欄がたくさんあって、めちゃくちゃ面倒。
でも、何時出発かもわからない臨時運行便を待つよりも、と思い、残席2のチケットをスマホでゲット。出発時間も当初と10分しか差がない。今度こそ、手荷物預けられる!とカウンターに行くも、手荷物お預けは出発時刻から逆算して、14:05まできないそうで、その時点では13:30。まあ、じゃあ、取り敢えずチケットは買えたから、真逆のJ社までまた移動して、キャンセルと払い戻しを請求。
ところが、キャンセルはできるものの、払い戻し請求はネットで、だと。いちいち面倒くさい。

まあ、それでも何とか気を取り直して、お土産を買いに行こうかな、と時間をみたら、もう手荷物を預けられる時間に。
よし、じゃあまず少し身軽になって、とまたカウンターに並んで、手続きをする。しかしいきなり、先ほどチケット購入時に座席指定をしたはずが、ひとりしか予約してない、と言われる。
チケットはスマホで買ったけど、座席指定は30分前にチェックインとともに、カウンターでやりましたよ、と。座席9A,B まで珍しく覚えてる。2枚買って、一緒にチェックインして、ひとりだけしか座席指定しない訳ないよね。明らかに、そちらのミスなのに、完全こちらが悪い、という態度。しばらくコソコソ相談の後、「空いてますので、大丈夫です」だそう、、。。
そして、ずーと預けたかった手荷物は、さらに別のカウンターに自分で預けに行くという、さすがLCC。

その時点でもう、14:20くらい。急いで、お土産買って、蕎麦を食べて、15:00には手荷物検査場に着く。
「15:35発成田行きのお客様は搭乗口からバスでの移動です。出発30分前には検査場をお通り下さい。」
を連呼し、「20前に搭乗ゲートじゃないの?」と並んでるお客さんが文句を言う。
「お手元の搭乗チケットに検査場は30分前と書いてあります!」とマイクで攻撃的に連呼している。こっちだって急いで来てるのに、
検査場が混んでるから仕方ないよなあ、ましてやまだ35分前だし、一応ルールにはのっとってるんだし、そんなにすでに並んでいる人に連呼する必要があるか?いや、もうLCCはこういうシステムなので皆さんお知りおき下さい!と今日はギリギリ時間前に並んでるけど、次回以降はもっと早くここに来てください!と怒っているとしか聞こえない。

何とか検査場を通過。小走りで、いちばん端っこの搭乗口に着き、朝のラッシュくらい混んでるバスに乗り込む。この時、何故かふと頭を過ぎったのは、フランクルの「夜と霧」。アウシュビッツの収容所に移送される様子。数分でP社の機体が人の頭越しに見えたが、降ろしてくれない。
「機体整備のため、少々お待ち下さい」
ここまで散々急がしておいて、満員のバスでお預け。乗客のイライラパワーを肌で、感じながら刻々と時間は過ぎ、定刻出発時間も過ぎ、そして缶詰めから解放されたのは、およそ30分後。何と引き返して、再び搭乗口ロビーへ。理由は、「機体整備に時間がかかるので」という事。

そこで待つ事2時間半。このブログを書き始める。
定刻15:35の便に乗るはずが、18:30過ぎにやっと再び搭乗口から入る。そして、またバス移動。今度こそこのバスから降りて、タラップを上がれるか!
機内座席に座ってのち、機長からアナウンスがあった。「燃料タンクの一部に不備があり。大変ご迷惑をおかけしました」その修理に間超かかったって事。これで飛ばないなんて事になったら、自腹でもう一泊でした。
結果、成田着は、21:00くらい。何とか無事帰って来られた、、けど。

恐るべし、LCC。人材、機材、最小限にして、利益を確保するとともに、安価でチケットを提供する。だから、ちょっとしたピンチには弱い。しかし、問題はそこにはなく、LCCだから仕方ないでしょう、的な感性が放出しまくっていて、何か大切なものを失っている気がする。カウンターの女性、手荷物検査場のアナウンスしかり。
多分、もう乗らないかなあ、お金じゃないよね。お金削って、心まで削れるのは本望ではなですね。

でももちろん「旅は色々あるから、楽しい」という想いは変わりません!また行きます、札幌。


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