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音楽

「音楽のリズム」講座

銀座YAMAHAへ稲森訓敏さんの「音楽のリズム」-マティス・リシューの実用的リズム理論-
という公開講座に行ってきました。
マティス・リシューは19世紀にその理論で音楽教育に革命を起こし、リズムと音楽表現の理論を生涯にわたって研究した人です。
彼の理論はホロヴィッツ、ラフマニノフ、カザルス、等々多くの演奏家によって実践され、また、リトミックの創始者ダルクローズはお弟子さんだったそうです。
なので、今日の講座では実用的リズム理論からの分析と表現の実践もあり、かなり具体的でした。
クラシック音楽の表現もバロックと現代では当然違うのですが、その表現の原理・法則をひも解く方法はジャズのフレージングにもかなりあてはまり、また原理を知る事によって、なぜジャズっぽくならないのか、なぜクラシックっぽいのか、というこのいかにも曖昧な、しかし実に現実的な問題の解明にもつながる突破口にもなるような気がしています。
また、リシューのいう、「男性リズム」「女性リズム」という観点からみたら、ジャズもその原理は同じですが、その実践的表現方法が違う、もしくはそこにあえて反発しているように感じます。
リシューの理論を知り、ジャズの表現を検証してみると、面白そうですね。
ジャズのかっこよさ、が理論的に説明できるかも・・。

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@虎ノ門パストラル

9/23(祝)に下関「海峡ホール」でコンサートを企画しています。
国音の卒業生の出身地で、彼の現在参加しているバンドとのジョイントコンサートです。
ken's trio New Albumのツアーの一環でもあるのですが、地元の方の支援もあり、学校訪問なども組み込まれています。とても有意義なツアーとなりそうで楽しみなのですが、今日はその企画を推進してくださったひとり、下関出身の参議院議員林芳正氏の奥様に虎の門パストラルに御誘いを受け、挨拶に行きました。なんと「Giinz」というバンドのライブです!
このバンド、メンバーが凄い。参議院議員 林芳正(ボーカル、ギター、ピアノ)を筆頭に、衆議院議員 小此木八郎(ボーカル)、衆議院議員 浜田靖一(ボーカル)、参議院議員 松山政司(ボーカル、ギター)に林氏の弟さんがサックスで助っ人(これが上手い!)として参加して、オリジナルやポップスの有名ナンバーを熱唱、熱演していました。みんなまず歌が上手い。林氏はギターも上手い。
この日の午後の出来事で知らなかったのですが、林氏はライブの数時間前「経済大臣」に任命されたそうです!ステージには浜功さんのご子息で現「防衛大臣」もいる訳で、二人がステイービーの曲とかハモッているのを聴きながら、いろんな事を考えました。林氏はぼくとも4つくらいしか違わないし、きっと青春時代はギター小僧で、同じ時代の音楽を聴いて過ごしたんだと思いますが、「大臣」という要職にありながらも、こうして音楽をしている姿はとても身近に感じますし、音楽は最高のコミュニケーションだな、とつくづく感じました。
浜田氏のダンス付きヴォーカルもこのバンドの売り(笑)ですね!
音楽を介して4名の議員さんのお人柄が見えてきたようで、とても楽しい一晩となりました。

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ジャズミサ

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作曲家であり指揮者のボブ・チルコットの作品で「Little Jazz Mass」
通称「ジャズミサ」という組曲があります。
一昨年でしたか、中島良史指揮・ガーデンプレースクワイヤのカザルスホールでの定演で伴奏しました。
その後、昨年は国立音楽大学の合唱研究発表会でも演奏。そして今回「コーラスワークショップinちば」という全日本合唱連盟主催のイベントで演奏しました。
今回はその作曲者ボブ・チルコット自身による指揮そして指導という公開レッスン形式でのコンサートでした。息子さんがベーシストということで、とてもフレンドリーに接してくださいました。演奏者の自由度がかなりある作品ですが、さらにベースのフィルインを入れたりと要求もかなりジャズ寄り。他にチルット編曲の「SAKURA」も日本語で演奏しました。チルコットいわく「こんなアレンジで!なんて怒らないで(笑)」と言ってましたが、とてもいいハーモニーが付いていました。

チルコット以外の先生指揮の合唱も聴けました。中では八木重吉の「雨」がとても懐かしく、聴きほれてしまいました。実は高校時代はグリークラブ在籍でしたので・・。声の魅力、歌の力を改めて感じた一日でした。
(写真はワークショップ参加者にサインを求められるチルコット氏)

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@CAJ

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東久留米にあるアメリカンスクール、クリスチャンアカデミージャパン略してCAJのコンサートに参加してきました。CAJにはジャズバンド、ブラスバンド、ゴスペルクワイヤー、ハンドベルなど様々な音楽サークルがあるのですが、昨夜は弦楽オーケストラ。中高生中心のオーケストラですが、コントラバス希望者がおらず、客演となりました。もちろんプログラムはクラッシックで、ビバルディーのコンチェルトやモーツアルトのディベルトメントなど、久しぶりの演奏でとても楽しかったです。
写真は少人数のアンサンブルのリハ風景ですが、アンコール的にピンクパンサーのテーマを演奏したときは、小学生も加わり、40名くらいの弦楽合奏となりました。
昨日は学校の授業前の7:30の朝練に参加、早朝からビバルディーなんて結構気分よく、一日クラシックな気分で過ごしました。
さて、今日は青山のスタジオでボーカリスト佐々木朝美さんのレコーディングに行ってまいります。ピアノは山本剛さん。またご報告いたしま〜す!

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スイートベージル

例年12月は忙しく、正月ばてているパターンが多いのですが、今年はなんだか1月の方が忙しい・・。金曜日から昨日までで計19ステージ、と8時間のリハーサルで久しぶりに手が痛いです・・。
昨夜は六本木のスイートベージルに出演。昨年デビューしたボーカルの香鈴さんのライブでした。なんと場所中にもかかわらず、横綱朝青龍関が応援に来ていました。紹介されてステージに上りましたが、でかい!だけでなく、すごいオーラを感じました。間近で見ると、一発張り手くらってみたい、と変な感情がわきますよね、死んじゃうだろうけど。場所中でも外出するんですね。昨夜は白星だったから、と関係者は言ってましたが。

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無国籍音楽

今年こそは間に合わないごめんなさい!のつもりで数日前に税理士に電話しましたが許してもらえず、結果、昨夜徹夜同然で仕上げ、今日午前中税理士に収支報告を提出しました。あとはお任せで、細かい控除等を調整してくれます。15日までに間に合わなかったら、青色申告取り消し、と言われたのですが、滑り込みセーフです。
昨日のライブはというと、丸ノ内のMANHATTAN BlueでのSpecial Sessionでした。「MuMuTuKuKu」と命中されたこのセッションは、無国籍音楽。カリブ海から中近東まで、猛スピードで世界を駆け巡っている感じ!編成もバイオリン、アコーデオン、ギター、ベース、そして本当はトロンボー奏者だというマイケルは、フルート、サックス、パーカッション、そして歌もうたいます。ふだんジャズしかやっていない身としてはおもしろいが半分、上手くできないが半分といった感じで、多少消化不良でしたが、音楽っていうのは奥も深いけど幅もひろいなあ、と改めて感じる晩でした。




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教則本

今日は仕事初めです。といっても演奏するのではなく、レッスン初めでした。
レッスンは基本的に自分が作った教材で教えてますが、アルコの練習には自分の師匠の教本を使ってます。ひとつは松野茂先生の「コントラバス教則本」。そして最近見つけたのですが、芸大の永島義男先生の書いた「朝練コントラバス」。毎日の基礎練習30分というサブタイトルがついていますが、ものすごく内容が充実していて優れものです(そんなこと言っては師匠に失礼かもしれませんが)。その本を自分のレッスンで使っていると、習っていた当時先生が強調していたことを思い出します。もちろん教則本は違うのですが、不思議なもので、教わったことが染みついているのでしょうか、言われたた通りのことを自分が生徒に言っているとき、こうやって技術は引き継がれていくのかなあ、とふと思います。教えることも勉強になりますね。

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明石屋さんま

朝10時に自宅を出発して、アークヒルズのテレビスタジオに12時到着。スタジオ前楽器を搬入しようとしていたら、いきなり黒塗りの車から降り立ったのは、トンネルズの石橋貴明。別の番組の収録だったようです。さすがテレビスタジオだなあ、とすっかりお上りさん気分。ぼくが昨日参加した番組は「(株)明石家ジャパン」という特番。久々のオーケストラ(といっても15人くらい)での演奏で、さんまも数回つっこんでいましたが、テープでも効果音でもいいところを、わざわざ生でゴージャスに、という演出でした。リハーサルから本番とほぼ休む暇なく進んで、収録が終わったのは11時過ぎでした。出演者は明石屋さんま、くりーむしちゅー、星野仙一、板東英二、若槻千夏、そしてHG(知ってますか?)の面々。ポイントポイントで演奏するので、ずっとスタンバイ状態だったので、間近でじっくり番組を堪能しちゃいました。さんまのトークの才能は万人に認められているところでしょうが、「生」で味わうと、天才的なのがよくわかりました。あの仕事はやはり相当才能と適正がないとできないですね。出演者みな超一流の風格さえ感じました。テレビを通すとなんか当たり前にみえるものも、目の前で繰り広げられているエンターテイメントはプロの技でした。テレビで観ていて普段あまり声にだして爆笑することはないのですが、収録中、なんども仕事と身分を忘れて爆笑してしまいました。これには自分でもびっくり。一応メイクさんにメイクまでしてもらったので、2〜3秒はオケも映ると思います。そういえば、位置決めのあと、照明さんがぼくの自前のベース椅子に座り、インカムで「え〜と、この位置の人、顔が黒いので、照明きつめにあててください!」とオペレーターに言っていた!ぼくがまだそばにいるのに・・。
そうそう、あとチェロの姉ちゃんに「出だしちゃんと弾いてください!」とリハで怒られた。音楽の現場で怒られるのは久々で妙に新鮮でした。

現場の臨場感が編集されてどんな作品になっているのかO.A.が楽しみです。O.A.の予定は下記です。

さんま&星野 本日限り
史上最強TVショップ (株)明石家ジャパン(2時間スペシャル)

<放送日> 2005.10.21.(金) 20:00〜21:54



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ブラバン

お昼過ぎ、電車で池袋に向かった。夏!まっさかりって感じ。西口から立教高校へ約徒歩10分。灼熱の太陽の下、すでに約束の時間を過ぎていたので早足で歩いていて、急に13才の頃と同じことに気が付いた。中学一年の夏休み、進学塾の夏期講習会に連日立教大学の校舎に通っていたのだ。太陽の熱さと戦いながらひたすら同じ道を歩いている自分の感覚は、年齢や立場がちがうけど、全く当時と同じ。何だか不思議な体験だった。多分当時も遅刻しそうで急いでいたのかもしれない。終わったら駅でなに食べようかなあ、と思って歩いてるところまで一緒だ。如何に進歩してないか、って事?ですか・・。
立教高校はコンクール前の強化練習中。ジャズ系の曲をやっているということで、ドラムの山下暢彦さんにお願いしてふたりでリズムセクションにアドバイスをしに行った。ベースもドラムもセンス抜群。ブラスセクションもかっこいい。今時の高校生はスイングしてます。顧問の西澤先生の情熱にはいつも脱帽です。彼はぼくが女子校の教員やっていたときの音楽科の同僚で、あの時はふたりで女の子だけのビックバンドもやっていた。「スイングガールズ」よりず〜と前ですよ。当時から西澤先生は夏休み全部返上してブラスバンドを指導してた。今年もぜひ金賞を獲って欲しいです。

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コントラバスの事

普段ライブで使っている楽器はドイツのオールドで約100年もの。実は、自宅にもう一本ドイツの楽器がある。こちらは、1985製でその当時、新品で購入した。現在東京芸大教授の永島先生に選んでもらっただけあり、クラシカルないい音色を持っている。ただ、過酷なライブシーンにはちょっと不向きな面もあり、自宅レッスン用(自分と生徒)となってしまっている。ここのところ少し時間があり、弾き込んでみたが、なかなかいい感じ、家では・・。メインの楽器は線も太いし、音色も暖かく、比較的打たれ強い楽器なので、ライブには適しているのだが、自宅用の楽器のような、繊細さに少しかける。いずれにしても「帯に短し、襷に長し」なのだが、あらたな楽器との出会いも密かに期待している。が、ちゃんと養ってあげるだけの甲斐性がないとだめなんだが・・。(要するに、先立つもの)
部屋の片隅にあった「オルケストラ・ド・コントラバス」というベーシスト6人組のアルバムを久々に聴いた。弦の音が心地いい。音楽性も素晴らしい。何より、コントラバスを愛してる!っていうのが伝わってくる。もう一度初心に帰って、この楽器と向きあってみよう、と思った。ここだけの話、この楽器、信じられないほどの可能性を秘めているのです、他のどの楽器よりも。
明日は札幌に我が愛器と共に飛びます。考えてみれば、家族よりも一緒にいるかな・・。

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「オーケストラ楽器別人間学」

「オーケストラ楽器別人間学」茂木大輔 著(新潮社出版)という本がある。
著者によれば、〜「演奏しているうちにその楽器からどんどん影響をうけた」ということももちろんあるだろうが、「そもそもそういう性格の人だったからそういう楽器を選んだのだ」ということも、少なからず当たっているように思える。〜
さて、コントラバス奏者は・・と読んでみた。特定の個人を想定してないとの前提だが、思わずびっくり。いくつか挙げると・・。

ごく当たり前のサラリーマン家庭に生まれ、小学校のころは団地住まい。
ギターからベースに転向、大学付属高校から急きょ音大受験へ。
(以下抜粋)
在学中からエキストラ。はじめてまじったプロのオケでも、無愛想ではないがべつに緊張したり、へりくだったりもしない。ふつうの顔で弓を締めて、弦に横顔を押しつけるようにしてチューニングしたりしている。バス弾きはみんなそうなので、だれも驚かない。いつの間にか入団していた。家は親と同居のまま。車は大きめのハッチバック。趣味、散歩。山羊座、B型、辰年。

・・・・オケ入団、親と同居、星座、以外は全部あてはまっている、干支まで。恐ろしい・・。
楽器別人格形成論的には「泰然自若」「唯我独尊」だそうだ。そのあたりはノーコメントにしておきます。



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「雨」

八木重吉の「雨」という詩があるのですが、多田武彦という作曲家がアカペラ男性合唱曲に仕上げていて、途中トップテノールのソロパートがあり、高校生の時の定期演奏会ではそのソロを歌わしてもらいました。それ以来、雨が降ると必ずメロディーと共に思い出す詩となりました。「詩はそれ自体で完結している芸術で、曲をつけるのは邪道ではないか!」などと、友人と幼稚な芸術論を戦わせていた事も青春時代の想い出です。



「雨」 

雨のおとが きこえる
雨がふっていたのだ。

あのおとのように そっと世のために
はたらいていよう。

雨があがるように しずかに死んでゆこう。


詩 八木重吉

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「脳と創造性」

最近、「脳を鍛える」といった類の書籍やドリルみたいなものが巷では人気のようです。今、茂木健一郎著「脳と創造性」という本を読んでます。NHKでその内容をご本人が解説しているのを先に観て、非常に興味を持ちました。脳科学者である著者は、現代のITの発展が進むにつれて、ますます、人間の持っている潜在能力の可能性が重要になってくる、と語っています。ようするに、コンピューターがなんでもやってくれるのが人をだめにするのでなく、人がやらなくていいのもはコンピューターに任せて、はっきりしてきた、人にしかできない領域を意識する、という事のようです。(・・違ってたらすいません。)
ここからは私見ですが、音楽をする(演奏する)、という行為はまさにコミュニケーションであって、かつ創造的行為です。ともすると、一方通行の自己満足、もしくは、パターン化された中でまとまろう、という事に陥ってしまいがちです。実はこうして文章を書くのは、ぼくにとって「脳を鍛える」ということで、コミュニケーションのテクニックを鍛えているのです。なんで今日のBlogはこんな堅苦しいことを書いているか、というと、ツアーに出て、まさにこのBlogがコミュニケーションアイテムのひとつになっている事を実感しています。それは、良くも悪くもです。メンバーしか知らない情報が、行く先々で話題にのぼるのでぼく以外のメンバーがびっくりしています。少し反省しつつ、距離感を掴む練習をさせてもらってます。これは、ぼくの音楽にとってすごく大事な問題で、最近のコミュニケーションに関する考えかたの変化でもあります。そんな「脳」ばかり鍛えてないで、「体」鍛えたほうがいいんじゃないの?と聞こえてきます。実は、昨夜たぶん神経痛だと思うのですが、演奏に支障をきたすほど、肩が痛かったのです(40肩、50肩?)。・・・こうして書くと、今日行った先で、「肩大丈夫ですか?」と尋ねられたりするのです。それをねらって書いているのではないですが、なんかジャズっぽいかな?コールアンドレスポンスでしょうかね・・。

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